不妊治療を継続中の我が家。間もなくというか、今週の金曜日、つまり3日後に、着床しているかどうかの結果が出ます。
今回が初めての不妊治療と言うわけではなく、もうかれこれ1年以上は不妊治療をやっているかなと思います(まだ1年か、でも相当長いな・・・)顕微授精をし始めてからは今回が3回目の治療。1回目は着床したけど育たなくて、2回目は着床がうまくいかなくて、そして今回という流れです。
ここまで私たち夫婦が来るまでに、何度も何度もつらい日々が続きました。ちょっと恥ずかしいですが、そんな私たち夫婦がつらかったことをお話しできればと思います。また、つらいのは自分たちだけじゃないんだよ、ということを知っていただければ、多少なりとも心がやわらぎませんでしょうか?そんな心のケアに役立てていたければ幸いです。
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不妊治療で、他人と比較すると本当につらい
不妊治療をしていると、産婦人科に通うわけです。私も妻を車に乗せて、もう何回通ったことか。そうすると、もちろん産婦人科なので、妊娠された女性、また、その旦那さんも多く見かけます。
他人をうらやましがっていてはしょうがないのですが、そんな妊娠した方を見ると、「おめでとう」という気持ちもありながら、「いいなぁ」「うらやましいなぁ」なんて思ってしまうんですね。
「なんで私たちはうまくいかないんだろう」
そんな気持ちもよぎります。しかも我が家はもう顕微授精が3回目。ここまでくると、本当に大丈夫かな?と思いますし、「いつかあきらめなきゃいけないのかな」なんて気持ちにもなるんです。
ちょっと話がそれていきましたが、とにかく、「妊娠している人を見て、素直に喜べない私たちがいる」これはつらいです。
希望がなくなる不妊治療はつらい
不妊治療を開始し始めた時は、かなり希望がありました。当時はまさかここまで治療するとは思っておらず、主治医に言われた通り、「タイミング療法」での妊娠を期待していました。(だからこそ妊活に関する知識も増えたんですけど。)
タイミング療法をやっている時は、「これでできたかな!?」「結果が楽しみだね!」なんてお互いわいわい話していました。そして、その月、赤ちゃんができていなくても「次頑張ろうね!」「大丈夫、まだ次がある!」そんな風に話していたものです。
とても今の状況を当時は想像していませんでしたからね。ここまで希望が見えなくなってくると、不安で不安でつらいです。
人工受精もうまくいかなくて、辛くなり始めた
上記でお伝えしたように、タイミング療法の時は、まだまだ希望もあり、明るかった我が家。でも、タイミングだけではどうもうまくいかなそうということで始めたのが、人工受精です。
人工授精になると、精子を直接支給に送り込むということをしますので、ますます期待値があがります。我が家でも、「もうこれで大丈夫!」「妊娠できる!」と思っていましたが、結果はお分かりの通り、できませんでした。
ここまでくると、さすがに希望がうっすらなくなってきて、何回人工授精をしたかはもう忘れてしまいましたが、つらさも増えてきたように思います。
当時は、「タイミング療法でうまくいく!」「人工授精に移行したから、きっと大丈夫!」なんて思っていました。そう思っていたからこそ、つらさも倍増したんだと思います。
体外受精で1回目で成功した!2回目でできた!という口コミがつらい
そして体外受精に移行して、注射から始まり、採卵や、肺移植をしてきました。周りからは、「うちは1回目でできたよ!」「大丈夫、1回目はだめだったけど、2回目でできたから!」とまあ、そういう責任のないことを(←すいません、今はこれが本音です。)言ってきます。
でも我が家はもう3回目なんですね。
ここまでくると、つらさも結構マックスなんですが、唯一の救いは、「まだチャンスがある」ということで、もっと大変な想いをした方からは「大丈夫大丈夫」と言われて励まされているんですが、それでもつらいには違いありません。
メンタルケアが大事!でも難しいからつらいんですよね
こんなに落ち込んでいてはいかん!というわけで、メンタルケアが必要になってくるとは思いました。でも、やっぱり一番うれしいのは妊娠すること、元気な赤ちゃんが生まれることです。どんな言葉をかけられても、結局心には響いてこないんですね。
そんな我が家が下した最終的な結論は、「あきらめ」です。あきらめるわけではないんですけど、「運命」に身を任せるということです。こう思っていないと本当にどうかなってしまいます。
あとは、「大丈夫、二人で元気に過ごそう」と思えるようになったこと、これは救いでもありましたね。
不妊治療のつらい時期を乗り越えるには?
不妊治療には、段階を追うごとに辛くなっていくのですが、ある一定期間、不妊治療が上手くいかないまま過ごすと、いつかは夫婦の絆がさらに強くなるとは感じました。
もちろんぶつかりあったり、衝突しあったり、簡単なことでイライラしてしまったり、数々の壁は乗り越えてきましたが、もしあなたが不妊治療をしていてつらいと思っているなら、
「死ぬわけじゃない、いつかは前向きになれる日がくる、楽しい日々がやってくる」と信じてあげることが、少しでも気持ちを楽にさせてくれませんでしょうか?
また、不謹慎ではありますが、「もっとつらい想いをしている人もいる、そんな方に弱音は吐けない」なんて思うと少しは楽になりませんでしょうか?
さて、不妊治療をしてきてつらい思いをしたのは、私もつらいですが、やはり妻だと思います。本当に子どもが大好きで、子どもに関わる仕事をしているくらいです。そんな妻も、最近は少し落ち着いてきました。つらい時期が続くと、希望が持てませんが、ある意味でそれを「当たり前」と思うこと、これもまた、つらい時期を乗り越えるヒントなのかもしれません。
答えはありませんが、これが今現在の私たち夫婦の現状です。また、何かしらお伝えできればと思いますので、よろしくお願いいたします。
私たち夫婦は、現在2回の採卵と採精をしました。体外受精をしたことがある方なら分かりますが、受精卵には「グレード」という評価がつけられます。そして、2回目においては「卵子の質」「精子の質」ともに向上したことで、結果的に「受精卵の質」が上がりました。
※1回目の採卵・採精では、ミトコプラスを使用しておらず、5つできた受精卵のうち1つしかAグレードがありませんでした。しかし、2回目の採卵と採精では、4個できた受精卵のうち、4個ともがAグレードになりました。
その秘密はゲンナイ製薬のミトコンドリアサプリ「ミトコプラス」の使用です。
価格もミトコンドリアサプリの中では安く、「単品購入」からお試しをすることができます。実際の使用レビューと成果はこちらです⇒ミトコプラスの使用体験記・口コミ
(精子の質を上げたのは、「マイシード」というサプリメントです。こちらは、実際の病院での検査結果も紹介しています⇒マイシードの口コミ・使用体験記)