次回採卵と採精。何度やってもこれは緊張しますし、特に負担がかかるのは妻だから、できることはできる限りしよう!と夫として頑張っているりゅうです。
さて、突然ではありますが、
「妊活に豆乳がいいらしい」
そんな話を聞いたことがありませんか?
「聞いたことあるある!」という人もいれば「ないない」という人もいるでしょう。例えば「大豆イソフラボン」ならどうでしょう?こっちの方が聞いたことがある人は多いかもしれませんね。
今回はそんな「妊活と豆乳の関係」についてお伝えしていこうと思います。
Contents
妊活に豆乳がなぜ効果あるのか?
これは知っている人なら聞いたことのある知識だと思いますが、妊活に豆乳が効果あると言われるのは、豆乳がいいのではなくて、「大豆製品自体」が妊活にいいからです。
豆乳には「イソフラボン」という成分が含まれています。そしてこのイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをします。
よって、イソフラボンを摂取すると・・・
- 月経周期が整ったり
- 高温期に子宮内膜が適切な状態になったり
しますので、結果的に「妊娠しやすい身体作り」ができるという仕組みです。
ですので、豆乳に効果があるわけでなく、「豆乳を例とした大豆製品に含まれるイソフラボンが効果的」なんだと覚えておきましょう。
豆乳などのイソフラボンを妊活に取り入れたほうが良い人は?
そんな豆乳などのイソフラボンの入った製品を摂取した方が良い人はどんな人でしょうか?一般的には
- 月経周期が定まらない
- 不育(流産)が続いている
このような方には特に豆乳含めた大豆製品が勧められているようです。もちろん我が家ももう3回目の採卵採精ですし、ここまで妊娠しても流産というのを経験してきましたので、基本的に食事で補えるようにしたりしています(後述)。
次は豆乳などの大豆製品で「イソフラボンを摂取しすぎること」のデメリットについてお伝えします。
豆乳のデメリット
次は大豆製品に含まれるイソフラボンを摂取しすぎることによるデメリットについてです。
イソフラボンは摂取しすぎると「女性ホルモンのバランスを崩す原因」「子宮内膜症やポリープ、不妊症の原因」になることがあるということが確認されています。
よって、最近では「イソフラボンの摂取を控える女性」も多いそうです。
しかし、何事も「適切が一番」で、摂取しすぎないことも妊活にはよくありません。そこで覚えておいてほしいことは「コップ2、3杯」という数字です。
イソフラボンの適正摂取量は70㎎と言われています(食品安全委員会より)。この70mgは豆乳に換算するとコップ2杯~3杯です。
妊活のために豆乳以外でイソフラボンを摂取する場合
豆乳だとコッピ2杯~3杯でイソフラボンが70㎎ですが、では他の大豆製品ならどれくらいなのでしょうか。一覧にしましたので、ぜひ参考にしてください。
納豆 | 1パックで45㎎のイソフラボン。 |
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豆腐 | 1丁に80㎎ |
きな粉 | 大さじ8杯で77㎎ |
味噌 | 味噌汁1杯で6mg、味噌汁12杯で72㎎ |
油揚げ | 1枚で105mg |
日常でよく食べる食べ物のイソフラボン含有量は上記の表の通りです。比較的イソフラボンは摂取しやすい栄養素。
毎日の食生活にも取り入れやすい製品が多いですので、「食事メインで摂取する」というのもおすすめです。
イソフラボンは豆乳やサプリではなく食事から
もしかしたらイソフラボンを「サプリ」で補おうという方もいると思います。もちろん「イソフラボンメインのサプリ」もありますが、先ほどお伝えしたように「十分に食事で摂取できる」「食事から摂取しやすい」のがイソフラボンです。
ですので、例えば妊活に必須のサプリに「葉酸サプリ」がありますが、ほとんどの葉酸サプリにはイソフラボンは含まれていません。
SAZUKARIやママジュンビー、ママナチュレなど一部のサプリには含まれていますが、決してサプリから摂取することが推奨されているものではないのです。
しかし、もし食生活に大豆製品が少なかったら、多少はサプリで補ってあげることも必要です。例えば「今日は納豆も豆腐も味噌汁もない」そんな日には摂取しすぎないレベルでイソフラボンを補ってあげましょう。(サプリによる栄養コントロールです。)
ではどんなサプリがコントロールしやすいでしょうか?
やっぱり豆乳が一番楽ちん!
「今日はちょっと大豆製品が少ないかも」そう思った時に手軽に飲めるのがやはり「豆乳」ですね。
豆乳であれば、コップに2杯を飲むだけ(吸収率を考えると1杯より2杯の方がいいらしい)です。
たったこれだけなのと、「今日だけ飲みたい」ということが可能なので、非常に使いやすいのが豆乳のメリットです。
サプリで摂取しようと「イソフラボンサプリ」を使うと、イソフラボンサプリは基本的にビタミンなどの栄養素も含まれていますので、すでに葉酸サプリを使っている場合は、バッティングしてしまいます。
しかし豆乳を使えば、そのようなバッティングも起こりにくくなります。妊活で既に葉酸サプリを飲んでいる人で、イソフラボンを摂取するなら「豆乳」がおすすめです。(特にパック型のものは品質保持もしやすいので便利ですよ)
ネイチャーメイドの大豆イソフラボンサプリも便利
「豆乳は嫌い!」
そんな人もいると思います。私も豆乳は苦手です。そんな方におすすめなのが「ネイチャーメイドの大豆イソフラボンサプリがおすすめです。
これも我が家にあるサプリですが、ネイチャーメイドシリーズは「他の余分な成分」が「入っていない」のがいいですね。
最近のサプリは「オールインワンタイプ」が多いですが、ピンポイントで狙い撃ちしたい時にはネイチャーメイドは最強だと思っています。
薬局でも手軽に手に入りますし、アマゾンなら翌日配達で価格も1100円なので、通常よりも安く手に入ります。
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妊活と豆乳の関係性は低い
さて、今回の記事のまとめですが、結論を一言でいえば「妊活と豆乳の関係性は低い」ということです。なぜなら「豆乳じゃなくてもイソフラボンは摂取できるから」ですね。
しかし、大豆製品を普段食事で摂取しない人にとっては豆乳は「便利」です。そういう意味でだんだんと「妊活に豆乳が効果的」と言われてきたのだと思っています。
ちなみに豆乳は「美肌」「健康」にも効果的とされています。ですので、もし妊活が終わっても、男性も女性も継続して摂取していきたい栄養素です。
妊活ついでに「イソフラボンが食卓に並ぶ食生活」も意識してみましょう。そうすると、妊活終了後も継続してイソフラボンが摂取しやすい食事ができるのではないでしょうか?
ということで今回は「妊活と豆乳の関係性」と「イソフラボンのメリット・デメリット」についてでした。
私たち夫婦は、現在2回の採卵と採精をしました。体外受精をしたことがある方なら分かりますが、受精卵には「グレード」という評価がつけられます。そして、2回目においては「卵子の質」「精子の質」ともに向上したことで、結果的に「受精卵の質」が上がりました。
※1回目の採卵・採精では、ミトコプラスを使用しておらず、5つできた受精卵のうち1つしかAグレードがありませんでした。しかし、2回目の採卵と採精では、4個できた受精卵のうち、4個ともがAグレードになりました。
その秘密はゲンナイ製薬のミトコンドリアサプリ「ミトコプラス」の使用です。
価格もミトコンドリアサプリの中では安く、「単品購入」からお試しをすることができます。実際の使用レビューと成果はこちらです⇒ミトコプラスの使用体験記・口コミ
(精子の質を上げたのは、「マイシード」というサプリメントです。こちらは、実際の病院での検査結果も紹介しています⇒マイシードの口コミ・使用体験記)