妊活で「マカを飲む」という人が増えてきているのは、実際にマカを飲んで妊活に成功したという人の口コミがたくさんあるからではないでしょうか?そして「マカが妊活に効果的」と聞くと、試したくなりますよね。
実際医学的にも「効果があるであろう」とされるマカなのですが、妊活になぜ効果的なのか?を知ることで、より自分に必要なのかどうかが分かると思います。
ということでまずは、マカを飲むことによる妊活への効果を見ていきましょう。
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マカを飲むことで、妊活にどんな効果が期待されるの?
妊活においてマカは、男性だけが飲むものではありません。女性が飲んでも妊活効果があるとされるのがマカです。マカがなぜ妊活に効果があるとされるのかと言うと、「リジン」と「アルギニン」を豊富に含んでいるからです。
リジンは高温期に摂取すると、女性の月経不順や排卵障害を改善してくれると言われています。よって妊娠しやすい体作りをすることができます。
アルギニンは男性ホルモンを活性化させると言われています。よって、男性が飲むと、精子が多くなるとともに、精子の運動能力も上がると言われています。(マカにはサポニンも含まれていて、滋養強壮効果があるとされています。)
マカは成長ホルモンの分泌を促す効果があるとされています
そして、マカに含まれている成分は「成長ホルモンを促す作用」があると注目されています。成長ホルモンは20代ごろが一番のピークとなり、その後だんだんと分泌量は下がっていきます。
私たち夫婦のようにお互いが30代後半にもなってくると、成長ホルモンの分泌量はピーク時の半分以下になってくるそうです。
成長ホルモンが少なくなるにつれて、もちろん老化が進んでいきます。老化が進むと、女性は妊娠能力が減ったり、男性なら勃起不全などが起こります。「最近年齢なのか勃たなくなった」という男性が多いのは、このためです。
先ほども伝えたように、マカにはアルギニンが含まれています。アルギニンは成長ホルモンのもとになっている成分。アルギニンを摂取することによって、体は「若返った」と勘違いします。すると、内臓や器官のはたらきがより活動的になります。
「マカを飲んだら元気になった」という人が多いのは、この成長ホルモン分泌効果があるからです。若返りを実感する=若い時の生殖機能がすべてではないが元に戻る可能性があるということで、マカは効果があるとされています。
マカに含まれる栄養素は?
ここまで、マカに含まれる「リジン」や「アルギニン」と言った成分に関わる妊活の効果を説明してきました。そして、マカに含まれるのは、リジンとアルギニンだけではありません。
下記の成分がマカには含まれています。
カルシウム 鉄 タンパク質 586g 11.5mg 11.3g アラニン アルギニン アスパラギン酸 0.39g 0.61g 0.67g グルタミン酸 ヒスチジン イソロイシン 0.73g 0.19g 0.28g ロイシン リジン メチオニン 0.45g 0.31g 0.11g フェニルアラニン プロリン セリン 0.29g 2.49g 0.33g トレオニン チロシン バリン 0.33g 0.20g 0.39g ※一般的なマカ粉末100gあたりの主要な栄養成分の分析結果引用元wikipedia -マカ
こうしてみると、マカにはアミノ酸が豊富に含まれていることが分かります。また、ジャガイモの2倍の鉄分とカルシウムを含んでいます。
マカはインカ帝国時代から栽培されており、栄養価の高い保存食としても知られてきました。これだけの栄養があることを昔の人は知る術もなかったのですが、どこかで実感していたのかもしれませんね。
マカの医学的な効果
マカには今現在、更年期障害やストレスからの若年性更年期障害に効果が期待できるという医学的な見方があります。また、マウスにマカを注射し、遊泳運動をさせたところ、持久力の向上と、抗疲労作用が有せられたという発表もあります。
まだまだこれからの製品ではありますが、個人的には、マカが大変効果があっただけに、妊活に取り入れてほしいと思います。
医学的には解明されていないマカの効果※大切
※大切なことです。
実はマカは、日本に入ってきてまだあまり月日がたっていません。認知され始め、輸入が活発になったのは2003年ですので、まだ10年と少し。思ったより日本での歴史が浅いことにびっくりではないでしょうか?
よって、研究が進んでいない面もあり、医学的にはまだしっかりと「妊活に効果がある」という判断がされていないのが実情です。つまり、「妊活に関して科学的根拠がない」ということで、これはある意味で「妊活には効果なしかもしれない」ということも示唆しているということです。
このことは大事なことですので、よく知っておいてほしいなと思います。
マカは妊活で飲んでも安全?副作用はないの?
マカの栄養素についてはここまで書いてきた通りで、豊富な栄養価があるため、また、医学的根拠はなくとも、効果を実感している人が多いため、妊活に取り入れたくなったのではないでしょうか?
そして、最後はマカの安全性についても現在の知見に触れておかなければいけませんので、もう少々お付き合いください。
マカに副作用はないが妊娠中は避けること
マカには副作用が報告されていません。1日3gまでであれば、副作用の報告はないということです。何事も「過ぎ」は禁物。用法容量をしっかり守りましょう。
また、妊娠中の副作用については「報告されていない」というだけで、「ない」と言い切れるものでもありません。妊娠中は摂取しないようにするのが良いとされていますので、妊娠したら飲むのをストップしましょう。(妊活後も飲み続けるかどうかはお医者さんに相談です。私たちは不妊治療後、相談をして、「問題ないから飲んでもいいよ」と言われましたが、1人1人違う面もあると思いますので、担当医に相談しましょう)
飲んでいるサプリにマカが含まれていないかも確認しよう
マカは先ほどお伝えしたように1日3gの範囲内です。しかし、サプリ自体に何グラム入っているか記載されているわけではありません。また、マカが含まれていないと思っても、マカが含まれている場合があります。
よって、マカが含まれているサプリを他に飲んでいる場合は、マカサプリを増やすのはやめましょう。
マカと言ってもサプリで言うアミノ酸です
成分の説明で紹介したとおり、マカは植物の名前であり、含まれている成分はタンパク質やアミノ酸です。サプリをあまりにも併用してもよくありませんので、決めたサプリだけを飲むというのも大切です。
また、1つずつ段階を踏んでサプリを増やすことで、「これは自分に効果がある」「これは合わない」ということが分かってきます。これを実感するまでがまた大変ですが、効果が一番分かるのは自分の体調の変化です。体調の変化に注意しながら、日記などに「こんな変化があった」と記録しておきましょう。
マカの妊活への効果、まとめ
今回のエントリを簡単にまとめたいと思います。(最後のまとめでは、「医学的根拠」をもとに、マカのありのままをお伝えします。)
・マカはランダム化比較実験により、性欲の改善が8週目以降で報告されたとされている
・効果があるとは言えないが、精子数や精液量アップの報告がある
・動物では効果があったのが、更年期障害の改善が報告されている
・マカにはカルシウム、鉄、タンパク質、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、チロシン、バリンが含まれている
私たち夫婦は、現在2回の採卵と採精をしました。体外受精をしたことがある方なら分かりますが、受精卵には「グレード」という評価がつけられます。そして、2回目においては「卵子の質」「精子の質」ともに向上したことで、結果的に「受精卵の質」が上がりました。
※1回目の採卵・採精では、ミトコプラスを使用しておらず、5つできた受精卵のうち1つしかAグレードがありませんでした。しかし、2回目の採卵と採精では、4個できた受精卵のうち、4個ともがAグレードになりました。
その秘密はゲンナイ製薬のミトコンドリアサプリ「ミトコプラス」の使用です。
価格もミトコンドリアサプリの中では安く、「単品購入」からお試しをすることができます。実際の使用レビューと成果はこちらです⇒ミトコプラスの使用体験記・口コミ
(精子の質を上げたのは、「マイシード」というサプリメントです。こちらは、実際の病院での検査結果も紹介しています⇒マイシードの口コミ・使用体験記)