サプリメントはあくまで「栄養補給食品」です。
ですので妊活サプリを飲んだからと言って、劇的に妊娠率が上がったり、精子や卵子の質が向上するわけではありません。
しかし、野菜から摂取できる栄養素は、昔の8分の1から20分の1になっており、厚生労働省の発表する「日本人の食事摂取基準(2015年版)」で定められる目標量に多くの栄養素が達していません。
食料の多い現代でありながら、栄養不足になっている人が多いのです。
これは「栄養不足でベビ待ち体質になれていない」人もいることを示唆しています。
だからこそ、栄養をきちんと補えるサプリメントを使うだけで、これまでよりもベビ待ち体質になれるのです。
そして妊活は「夫婦」で取り組むものです。
そこでこのページでは「夫婦」で使えるオススメの妊活サプリを紹介していきます。
Contents
妊活サプリを夫婦で使う時の選ぶ観点と大事な栄養素
さっそくオススメの妊活サプリを紹介していきたい所ですが、妊活サプリは紹介しきれないほど沢山の商品があります。
そのため、今回紹介したもの以外で気になる妊活サプリが出てくることもあるでしょう。しかし「選び方」を知っておけば、どの妊活サプリが良くて、どの妊活サプリが悪いのかが分かります。
そこでまず最初に、「妊活サプリ選びで絶対に気を付けるべき選び方」と「妊活サプリで大事な栄養素」について紹介していきます。
- 夫婦で使う妊活サプリは「マカ含有」のものを選ぼう
- 卵子や精子の老化予防のためのキーワード「抗酸化」
- ベビ待ちの体作りのために必須の「葉酸」
夫婦で使う妊活サプリは「マカ含有」のものを選ぼう
夫婦で使う妊活サプリに含まれていて欲しい栄養素の1つが「マカ」です。マカには卵巣や子宮などの血行を改善し、ホルモンバランスを整える働きが期待されています。
これは「マカ」に多くの必須栄養素が含まれているからです。
例えばマカには必須アミノ酸の1つ「アルギニン」が多く含まれています。
アルギニンには血流改善、新陳代謝を高めるなどのはたらきがあり、血流改善によって妊活の敵である「冷え性」を改善することもあります。
また、アルギニンだけでなく、その他の必須アミノ酸や、鉄分、カルシウム、亜鉛、リノール酸なども多く含まれており、男女ともに「体のコンディション」が活発になります。
そのため夫婦ともにベビ待ち体質になることができます。マカは夫婦で使う妊活サプリに入っていてほしい栄養素の1つです。
卵子や精子の老化予防のためのキーワード「抗酸化」
卵子や精子は「老化」しますが、その老化の原因となっているのが「活性酸素」です。
適度な活性酸素は必要ですが、過剰な活性酸素は生殖細胞の老化だけでなく、遺伝子を傷つけたり、血管も老化させるため血流が悪くなったりすることがあります。
この「活性酸素」については厚生労働省のHPで以下のように書かれています。
活性酸素やフリーラジカルの発生を抑制したり、発生したラジカルを捕捉して分解処理したり、生じたダメージを修復・再生したり。そのような抗酸化作用をもつものが抗酸化酵素や抗酸化物質です。
例えば、抗酸化酵素にはスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)・カタラーゼ・グルタチオンペルオキシダーゼなど、高分子の抗酸化物質にはアルブミンなど、低分子化合物にはビタミンC・ビタミンE・カロテノイドやグルタチオン(GSH)・尿酸・リポ酸などがあり、それらはお互いに作用しあいながら抗酸化機能を発揮しています。
卵子も精子も活性酸素の影響を受けますから、夫婦で飲む妊活サプリを選ぶ場合は、マカとあわせて「ビタミンC」「ビタミンE」などの抗酸化作用のある成分も含まれた妊活サプリを利用するようにしましょう。
ベビ待ちの体作りのために必須の「葉酸」
葉酸はこれからお腹の中で育つ赤ちゃんのために必須の栄養素です。そして厚生労働省からも、葉酸の摂取が呼びかけられています。
これは、胎児の発達障害の1つである「神経管閉鎖障害」のリスクが葉酸によって下がることが分かっているためで、日本だけでなく、アメリカやヨーロッパでも葉酸の摂取が呼びかけられています。
また、最近の研究で、葉酸が「精子」にも良い影響を与えることが分かってきました。
その試験は211人の男性を対象に26週間の期間で行われたものですが、「葉酸5㎎、亜鉛66mg」を継続的に摂取させた所、不妊の男性の精子、健康な男性の精子に良い影響を与えた(74%数が増加した)ことが分かりました。
INTERVENTION(S):
Both groups were randomly assigned to receive one of four treatments for 26 weeks: folic acid and placebo, zinc sulfate and placebo, zinc sulfate and folic acid, and two placebos. Folic acid was given at a daily dose of 5 mg, and zinc sulfate was given at a daily dose of 66 mg.RESULT(S):
Subfertile men demonstrated a significant 74% increase in total normal sperm count and a minor increase of 4% abnormal spermatozoa. A similar trend was observed in fertile men. Pre-intervention concentrations of folate and zinc in blood and seminal plasma did not significantly differ between fertile and subfertile men.引用元Effects of folic acid and zinc sulfate on male factor subfertility
葉酸は「女性が飲むもの」というイメージが定着していますが、男性も摂取すると、より妊活が成功しやすくなるでしょう。
夫婦で使いたいオススメ妊活サプリランキング

ここからは、ここまで紹介してきた「マカ」「抗酸化作用」「葉酸」の3つを満たしていることを基準にしながら、夫婦で使いたい妊活サプリをオススメ順にランキング形式で紹介していきます。
- 現役産婦人科医も推奨する夫婦で使える妊活サプリ「マカナ」
- 30日間全額返金保証もある妊活サプリ「ここる」
- マカ・葉酸サプリを超えた妊活サプリ「SAZUKARI」
現役産婦人科医も推奨する夫婦で使える妊活サプリ「マカナ」
「マカナ」は現役産婦人科医も推奨する妊活サプリメントです。
「たまごクラブ」や「妊活スタイル」など、様々な雑誌でも紹介されており、知名度も高いことが特徴です。
マカナに含まれているマカは100%日本産。
それに加えて抗酸化作用の高い「ビタミンE」「ビタミンC」も十分量含まれているほか、卵子や精子のミトコンドリアにはたらきかける「還元型コエンザイムQ10」を配合しています。
夫婦で使えるように「ご夫婦協力コース」があり、2袋で7,460円(1袋あたり3,730円)で継続縛りがないため、経済的にも優しいです。
なお、妊活メディア「neen」では、マカナが妊活中の女性からの支持率No.1に輝きました。妊活専門の管理栄養士が作ったサプリメントだけの実力を持っています。
>>マカナ公式サイト
価格 | 継続縛り | アレルギー表示 |
7,460円/2袋 | いつでも解約可能 | 乳成分 |
30日間全額返金保証もある妊活サプリ「ここる」
妊活サプリ「ここる」は現役の不妊治療クリニックの医師から高評価を受けている、不妊に悩む人にもオススメの妊活サプリです。
「ここる」には、葉酸やマカはもちろん、
- ミネラルや食物繊維が豊富の「ピニトール」
- 抗酸化作用のあるポリフェノールを含む「きび酢」
- 冷え性に有効な「ショウガ」
- 海洋ミネラルが豊富な「沖縄サンゴカルシウム」
- 栄養価が豊富なサトウキビや琉球ヨモギなどの「16種類の沖縄野菜」
が配合されています。
それに加えてビタミンCがレモンの10倍含まれている「アセロラ」や、男性の妊活にも効果的な「牡蠣肉エキス」も含み、価格面では1袋あたり3,980円で、「30日間全額返金保証」もついています。
不妊症の原因の41%が女性側にあり、24%が男性側にあり、24%が両方にあることをふまえて開発されており、「男女兼用」で使える妊活サプリです。
「妊活を始めたけどなかなか授からない」という夫婦にオススメです。
>>ここる公式サイト
価格 | 継続縛り | アレルギー表示 |
7,960円/2袋 | いつでも解約可能 | なし |
マカ・葉酸サプリを超えた妊活サプリ「SAZUKARI」
「SAZUKARI」は製造特許を取得した「アグリコン型イソフラボン」×「モノグルタミン型葉酸」が配合された妊活サプリです。
一番の特徴は特許を取得した「アグリコン型イソフラボン」で、この製造方法で作られたイソフラボンは「SAZUKARI」しかありません。
東京大学農学部を卒業し、農学博士として活躍する直井徳行先生も「結果を出せるカラダづくりのための根幹を総合的にサポートするサプリメント」として推奨しています。
また女性も男性も不足しがちな「鉄」や、抗酸化作用のある「ザクロ果皮エキス」、体づくりをサポートする「ヒハツエキス」も配合しているため、「妊娠できる体作り」をしたい夫婦にオススメです。
価格 | 継続縛り | アレルギー表示 |
980円/2袋 | 3回 | 大豆 |
精子や卵子の老化を防ぐための妊活サプリは夫婦別のものを選ぼう
ここまでは「ベビ待ち体質」になるための体作りに役立つ妊活サプリを紹介してきました。
しかし、もしも今30代以上の場合は、卵子や精子の老化が進む年齢になっていますから、夫婦で同じ妊活サプリを使うのではなく、「別」のものを使った方が結果につながりやすいです。
女性にオススメの「ミトコンドリアサプリ」
女性の卵子ケアに役立つサプリが「ミトコンドリアサプリ」です。
ミトコンドリアサプリは卵子の中のミトコンドリアを増殖・活性化するとともに、卵子にはたらきかける抗酸化作用を持っているため卵子のエイジングケアにも有効です。
その中でも不妊治療をしてきた私たち夫婦が使い、結果が出たのが「ミトコプラス」というサプリメントです。このミトコプラスについては下記記事で体験談を紹介しています。
また、現在二人目の妊活をしていますが、現在は「不妊治療に効果」と新聞やNHKで報道された「ウムリン」を使用しています。
ミトコプラスと同じように、ウムリンでも結果が出ましたので、ウムリンもオススメです。
男性にオススメの「マイシード」
それに対して男性にとって大切なのが、精子の「数」や「運動率」「奇形率」といった精子の数値を高めることです。
これについて我が家でも様々なサプリを使ってきましたが、唯一結果が出たのが「マイシード」というサプリメントです。
マイシードを使い始めてから精子の数値が大きく改善しました。その結果については、下記記事で病院での検査報告書と共に体験談を書いています。
さいごに
今回は夫婦で使える妊活サプリの選び方やオススメサプリを紹介してきました。しかし、妊活サプリを使ったとしても「結果」が出ないことがあります。
実際、私たち夫婦は、妊活サプリ「マカナ」を使ってきましたが、2年間、子供ができませんでした。本当に辛かったです。
つまり、妊活サプリは、栄養素ができる程度の体質改善しかできないということです。そして、「夫婦の絆」こそが一番求められているということです。
夫婦で妊活に取り組んでいる時はもちろんですが、妊活して上手くいかなかった時にも、お互い支え合うようにしましょう。それが子作りのコツの1つです。
私たち夫婦は、現在2回の採卵と採精をしました。体外受精をしたことがある方なら分かりますが、受精卵には「グレード」という評価がつけられます。そして、2回目においては「卵子の質」「精子の質」ともに向上したことで、結果的に「受精卵の質」が上がりました。
※1回目の採卵・採精では、ミトコプラスを使用しておらず、5つできた受精卵のうち1つしかAグレードがありませんでした。しかし、2回目の採卵と採精では、4個できた受精卵のうち、4個ともがAグレードになりました。
その秘密はゲンナイ製薬のミトコンドリアサプリ「ミトコプラス」の使用です。
価格もミトコンドリアサプリの中では安く、「単品購入」からお試しをすることができます。実際の使用レビューと成果はこちらです⇒ミトコプラスの使用体験記・口コミ
(精子の質を上げたのは、「マイシード」というサプリメントです。こちらは、実際の病院での検査結果も紹介しています⇒マイシードの口コミ・使用体験記)