「妊活サプリ使ってみようかな!」と思っても、調べれば調べるほど、「どれがいいか分からない!」というのが実際の所ではないでしょうか?ありとあらゆるサイトを見てみても、WEB上にある情報は、あれこれなんだか紛らわしいですよね。
Aというサイトでは妊活サプリ「プレミン」を推奨しているのに、Bというサイトではまったく「プレミン」のプの字もなかったり(プの「字」くらいはあるでしょうか)。あるサイトではベルタ葉酸を1位にしているのに、あるサイトではマカナを1位にしていたり。それくらいWEB上の情報も氾濫しています。また、だからと言って雑誌を見ても広告ばかり。もうどれだけ迷わせてくれるんだよ!という気持ちになります。
そして「結局どれがいいか教えてよ!」とそういう気持ちになったのは、私たち夫婦です。結局まさか自分たちでつくることになるとは思いもしませんでした。
さて、私たち夫婦は、妊活期間、不妊治療期間だけはどんどん長くなっているんですが、おかげで妊活に関する知識だけは、主治医に聞いたりしながら、詳しくなりました(あまりうれしくないですけど)。そこで、この知識は誰かの役に立つかも!ということで書いたのが今回の記事になります。
「これで妊活サプリ選びから解放される!」「自分に合った妊活サプリが選べる!」というレベルで記事を書きましたので、少しでも妊活サプリ選びの参考になれば幸いです。
※ただし、今回は、あくまで「成分」についての基礎知識です。もっと踏み込んだ選び方や妊活サプリの比較、ランキングなどは、別記事で書きます(調べてあるけど、記事に書き起こすのが大変で・・・)。ただ、今回お伝えする、「妊活サプリに必要な成分」が考えの元になっていますので、ぜひぜひ参考にしてください!今回の知識があると、かなり妊活サプリ選びが楽になるはずです。
Contents
- 1 妊活サプリの選び方と成分の効果
- 1.1 葉酸とその効果(妊活前から摂取したい必須成分です)
- 1.2 鉄分の効果:貧血や冷え性がある女性におすすめ
- 1.3 マカの効果:男女ともに妊活に取り入れたい成分
- 1.4 しょうがやにんにく、唐辛子の効果:冷え性がある女性におすすめです
- 1.5 大豆イソフラボンの効果:食事で摂取して妊娠しやすい身体作りをしよう
- 1.6 亜鉛の効果:男性にも女性にも摂取してほしい栄養分
- 1.7 アルギニンの効果:あるといいな☆な妊活サプリの成分
- 1.8 DHA,EPAの効果:実は男性にも女性にもあったらうれしい栄養素!
- 1.9 ビタミンEの効果:年齢が高くなってきた方におすすめです
- 1.10 ルイボスやザクロ、ビタミンC・Eの効果:天然の抗酸化物質です
- 2 妊活サプリの効果は人それぞれ、その理由
- 3 妊活サプリランキング!がどれを読んでもピンとこない理由
妊活サプリの選び方と成分の効果
妊活サプリには、様々な成分が含まれています。葉酸を初めとしながら、マカやビタミンC、しょうが、イソフラボン、エトセトラエトセトラ(etc,etc)、ありすぎてわけが分からなくなりますが、共通しているのは「成分名」です。
どれだけたくさんの妊活サプリがあっても、「マカが入っているのはこれとこれ」「葉酸が400以上入っているのはこれとこれ」というように、成分から見て情報を整頓していくと、結構シンプルになったりします。
しかし、この成分も曲者で、「効果が何なのか」が分かっていないと選べません。逆に効果が分かっていると、「私にはこれが必要なんだな」という部分が見えてきます。そして今回の記事はそんな「自分に必要な栄養分、成分」を見極めてもらうことを目的としています。
これから、1つ1つ、妊活サプリの成分と効果をお伝えしていきますので、「自分に摂取する栄養はどれがいいかな?」と考えながら読んでみてくださいね。
葉酸とその効果(妊活前から摂取したい必須成分です)
まずは葉酸ですが、葉酸はビタミンB群の仲間になります。こちらは妊活サプリの「王道」「代表例」と言ってもいい成分です。こちらは、厚生労働省自身が摂取を「推奨」していますので、確実に摂取できるサプリメントを選ぶか、食事で補えるようにしていきましょう。
効果は「胎児の障害リスクを抑えること」です。このリスクを減らすために、摂取が推奨されています。また、研究結果により、胎児の障害リスク軽減にはサプリから摂取できるモノグルタミン酸型の葉酸だという事が分かっていますので、できる限り、サプリで補うことが大切です。
他にも、血液を作り出すためにも葉酸は必要であったり、DNAやタンパク質の合成にも関わっているのが葉酸です。
上記の理由から「葉酸が含まれていること」は妊活サプリを選ぶうえで必須としたい所です。
葉酸の効果は「胎児の障害リスクを抑える」「血液をつくる」「DNAやたんぱく質の合成」などがある。厚生労働省が摂取を「推奨」しているため、妊活サプリを選ぶなら、葉酸が含まれているものを選びたい。
鉄分の効果:貧血や冷え性がある女性におすすめ
鉄分は必須栄養素の1つとして有名です。「ヘモグロビン」というのを中学校理科で習ったと思いますが、そのヘモグロビン(血液を介して、全身に酸素を送り届ける働き)を作り出すために必要なのが鉄分です。
特に「貧血」がある方が摂取すると改善効果が表れやすい成分で、貧血とともに、冷え性にも効果的ですので、女性特有の「貧血」「冷え」といった悩みをお持ちの方は、鉄分が含まれているサプリを選んでみましょう。
一般的に吸収率はヘム鉄が10%~20%、鉄分が1%~6%と言われています。よって、できる限り「ヘム鉄」と記載された商品を選ぶのがポイントです。
マカの効果:男女ともに妊活に取り入れたい成分
マカには、マカ特有の成分として、「ベンジルグルコシノレート」という難しいカタカナの成分が入っています。妊活の妨げになるホルモンバランスの乱れを改善したり、冷え性を改善したりという効果があります。(ホルモンバランスを整えるものとして、他にも大豆イソフラボンがあります。どちらか入っているサプリを選びましょう。)
冷え性を改善することで、排卵しやすい身体作りができたり、生理不順も改善してくれますので、マカと言うと男性のイメージがありますが、女性の妊活にとっても大事な成分です。
男性にとっても、「男性の元気」や「精子の運動量向上」が認められているため、男性も一緒に摂取するといいのがマカです。
また、選ぶ時には、①無農薬や有機栽培であるか?②日本産か?(日本産は栄養が豊富)③品質の悪い、低価格製品は避けると言った選び方が重要です。
マカは男女ともに妊活のメリットがある成分。冷え性のある女性や、男性の元気がない男性におすすめです。
しょうがやにんにく、唐辛子の効果:冷え性がある女性におすすめです
しょうがやにんにく、唐辛子が入った妊活サプリも多くあります。これは、「冷え性」を改善する効果があります。冷え性は妊活の的ですので、「手足が冷えやすい」と言う方は積極的に摂取していきましょう。
しょうがやにんにく唐辛子には冷え性改善効果があります!必須な成分ではありませんが、入っていたら要チェックです!
大豆イソフラボンの効果:食事で摂取して妊娠しやすい身体作りをしよう
大豆イソフラボンってよく聞く名前ですが、ポリフェノールの一種です。大豆イソフラボンも妊活サプリに入っているか見たい成分の1つで、大豆イソフラボンは、体内で女性ホルモンと似たような働きをします。よって、ホルモンの乱れを整える効果があります。(ホルモンバランスを整えるものとして、他にもマカがあります。どちらか入っているサプリを選びましょう。)
また、この後「活性酸素」という言葉が記事に出てきますが、大豆イソフラボンはそんな活性酸素を防ぐ「抗酸化作用」を持っています。こちらは大豆製品から摂取できますので、サプリでは必須でなく、むしろ食事で補えるとよい成分です。
大豆イソフラボンには、抗酸化作用やホルモンの乱れを整える効果があります。食事で摂取するのがおすすめです。
亜鉛の効果:男性にも女性にも摂取してほしい栄養分
亜鉛は男性が摂取する妊活サプリのイメージがありますね。男性の場合は亜鉛が不足してしまうと、精子の数が減少し、運動性も低下します。妊活において精子の質はかなり重要ですので、「不健康な生活を送っている」「いまいち男性としての元気がない」という場合は、運動性が低下していることもある=摂取することがおすすめです。
しかし、亜鉛は男性だけ摂取すればいいというものでもありません。亜鉛は、女性の子宮内膜をつくる材料となっています。そのため、女性にとっても大切な妊活成分です。
また、妊娠に欠かせない「黄体形成ホルモン」や「卵胞刺激ホルモン」の働きを促してくれるという効果も亜鉛にはあります。「排卵を促す」「着床しやすい子宮をつくる」「卵胞を育てる」「生理を正常にする」といった効果が亜鉛にはありますし、妊活以外では「精神の安定」「免疫力のアップ」などの効果もありますので、ぜひ摂取してほしい栄養素です。
亜鉛は男性にも女性にも摂取してほしい妊活成分です。効果はありすぎるので、一言では無理ですが上記文章の通りです。
アルギニンの効果:あるといいな☆な妊活サプリの成分
アルギニンは体内で合成することができる栄養素ですので、そこまで必須と言うわけではありません。しかし、精子の量を増やしたり、質を高める効果があることが分かっています。こちらも男性の元気がない場合に摂取してほしい、また、精子の量や質を高めるためにも摂取してほしい栄養素の1つです。
DHA,EPAの効果:実は男性にも女性にもあったらうれしい栄養素!
DHAやEPAも必須と言うわけではありませんが、精子の運動性が上がるという研究結果が出ています。またDHAやEPAには血液をサラサラにする効果がありますので、血流のめぐりがよくなり、子宮や卵巣の状態がよくなると報告されています。男性にも女性にも、できれは摂取してほしい成分です。
ビタミンEの効果:年齢が高くなってきた方におすすめです
ビタミンEは妊娠ビタミンとも言われています。効果は「自律神経を整えること」「ホルモンバランスを整えること」です。よって、生理不順の改善や排卵機能の改善をする効果があります。
また、抗酸化作用も持っていますので、精子や卵子を活性酸素から守ってくれます。また、「卵子の老化」とよく言われますが、そのような劣化を防ぐ効果も持っています。
いつまでも若く保ってくれる、そんな若返り成分がビタミンEです
ルイボスやザクロ、ビタミンC・Eの効果:天然の抗酸化物質です
卵子の質を高めるためには「抗酸化物質」の入った栄養を摂ると良いというのが、研究データとして出ています。卵子の老化の原因はいくつかありますが、一番影響を及ぼしているのが「活性酸素」です。活性酸素は、人間がストレスを受けると、どうしても発生してしまうのですが、これによって、卵子や精子(もちろん他の細胞も)傷つけてしまいます。
よって、そんな活性酸素を撃退する、抗酸化物質が必要という事です。そんな効果を持っているのが、先ほどお伝えしたビタミンE以外にもルイボスやザクロにあります。30代以上の方におすすめな妊活サプリの成分です。
卵子の老化だけでなく、精子や体自体の「老け」対策にも必要な栄養素です。
妊活サプリの効果は人それぞれ、その理由
「妊娠できるかどうか」は運的な要素が必ずあります。ここは誰も否定しないでしょう。その反面で、そんな運要素の確率を「上げることもできる」ということも忘れてはいけません。そして、妊活サプリは「妊娠の確率」を上げてくれる素敵なものだと思います。(正確には、妊娠しやすい身体作りができるということです)
しかし、本当に妊活サプリに効果があるかどうかは、ここまで書いてきた「成分の効果」をしっかり知る必要があると思っています。
ここまで読んだ方なら、「冷え性だから、マカや鉄分(できればヘム鉄)が入ったものを選んでみようかな」「加齢も原因だと思うから、抗酸化効果のある大豆製品や、ルイボス、ザクロ系のサプリを選んでみようかな」と思えるはず。(何度も見直さないと、私は無理だけど。記事も紙に書いたメモをみないと書けません。)
こうやって、自分の「体調」と相談しながら妊活サプリを選ぶこと、これが一番効果があると思っています。
妊活サプリランキング!がどれを読んでもピンとこない理由
そして、そんな自分の体調を考えると、不思議と自分に合ったサプリが見つかるはずです。もちろん似たような製品がありますが、そこからは価格や保障などで選別できます。
多くのサイトのおすすめ妊活サプリランキングを見てもピンと来ないのは、実は今回紹介したような「大事な知識がないから」という場合が意外にあります。私たち夫婦も、結局今のサプリ(1つはmakana(マカナ))を選びましたが、それでもすべての人におすすめできるというものでもありません。
やっぱり、状態・状況・悩みによって、おすすめできるサプリって違うんです。→ここが分かりにくい原因かなとも思いました。
何はともあれ、そんな妊活サプリの選び方について、今後別記事にて絶対書いていきますので、どうぞお楽しみに!それでは今回は妊活サプリに含まれる成分の効果についてでした!今後の妊活サプリ選びの助けになれば幸いです。
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私たち夫婦は、現在2回の採卵と採精をしました。体外受精をしたことがある方なら分かりますが、受精卵には「グレード」という評価がつけられます。そして、2回目においては「卵子の質」「精子の質」ともに向上したことで、結果的に「受精卵の質」が上がりました。
※1回目の採卵・採精では、ミトコプラスを使用しておらず、5つできた受精卵のうち1つしかAグレードがありませんでした。しかし、2回目の採卵と採精では、4個できた受精卵のうち、4個ともがAグレードになりました。
その秘密はゲンナイ製薬のミトコンドリアサプリ「ミトコプラス」の使用です。
価格もミトコンドリアサプリの中では安く、「単品購入」からお試しをすることができます。実際の使用レビューと成果はこちらです⇒ミトコプラスの使用体験記・口コミ
(精子の質を上げたのは、「マイシード」というサプリメントです。こちらは、実際の病院での検査結果も紹介しています⇒マイシードの口コミ・使用体験記)